医院ブログ

再度矯正を始めなければ…

自分の口の中が思った以上に危機的状況である事に

(今更)気づいた私は、焦り始めました。

本当の事が分かると、心配性の性格が強く出てきます。

その時からは毎日、自分の咬合について悩むようになりました。

「早く矯正しなければ、

歯にダメージが蓄積して抜けてしまうかもしれない」

「抜けたらどうしよう

天然の歯が如何に素晴らしく、

機能的に優れていて

それに勝るものは無いという事は

歯科の勉強をしていく上で嫌という程理解出来ました。

「自分の歯を、守らなければ

その為には、再度矯正を開始するしかありませんでした。

しかし私は過去に矯正治療を受けた経験がある為、

痛みが出る事も治療期間が長期にわたる事も知っていました。

それ故に、実際やっていくかどうか大いに悩みました。

しかし、時は刻一刻と流れ、私の咬合は日々悪化していきます。

「よし、矯正を開始しよう。」

悩んだうえでの最終的な私の出した結論です。

しかし、やると決めたからには

どこで治療を受けるか決めなければなりません。

私がそう決めた所で、現実はそう甘くはありませんでした。

過去に何名かの先生に口腔内を診て頂く機会がありましたが、皆口を揃えてこう仰いました。

「これは治すのが相当難しいねぇ

「完全に治るかどうか、ちょっと分からないな

私は先が見えなくなってしまいました。

これから、どうすれば良いのだろう?

悲劇の始まり

お久しぶりです!三輪です。

更新が遅くなってしまいました。すみません。

 

 

前回の続きです。

 

学校見学で指摘して頂いたにも関わらず、私は言われたことを特に気にせず

今までと同じように過ごしていました。

ただ、年々食べるスピードが遅くなっていっている事に気が付きました。

今までは一緒に食べている友人より食べ終わるのが少し遅い程度でしたが、

明らかに一人だけ取り残されるようになりました。

そして、段々前歯で噛み切る事が出来なくなりました。

サンドイッチなどを食べる時も噛めない為、

手で持って引っ張ってちぎるようにしていました。

食べ方もまるで鳥がご飯を食べているような不自然な食べ方になり、

人前で食事をするのが嫌になってきました。

咬んでも咬んでも小さくならない!

大きくても無理やり飲み込んでいました。

もしくは、あまりにも食事の時間が長くなってしまう為

途中で食べるのを辞めてしまうようになりました。

ダイエットと言えば、聞こえは良いかもしれませんが

私は周りの人と同じように、

『前歯で噛み切りたい』『どんな食材でも美味しく食べられるようになりたい』

毎日そう願うようになりました。

 

そんな事を考えていたある日、先輩衛生士さんに口腔内を診て頂く機会がありました。

一緒に写真も撮って貰える事になりました。

撮って頂いた写真を見て驚きました。

私は上下の6番目の奥歯の咬頭(歯の咬む面のボコっと出ている所)の一部しか

かみ合わせていなかったのです!!!

 

正常なかみ合わせは、上下の奥歯が山と谷の関係で咬みあっているのですが

私は歯が斜めに生えていた為

面と面で当たらず、面と点で当たっているような、

そんなかみ合わせで毎日食事をしていたのです!!

咬んでも小さくならないはずです。すり潰す機能が失われていたわけですから。

 

「三輪さん、絶対矯正した方が良いよ。このままにしておくと、歯が駄目になるよ。」

 

先輩衛生士さんのお言葉が、胸に響きました。

 

 

 

私が矯正をするまでの道のり

今回は、私が矯正をするまでの道のりをお話します。

元々小さい頃(小学校低学年から中学生くらい)

床矯正をして上顎前突(いわゆる出っ歯)を治しました。

しかし、矯正をやめてから段々食事のスピードが遅くなっているのに気が付きました。

高校時代の友人からも

「小百合はご飯食べるの超遅いよね」

と言われ続け、ある意味一つのネタになっていました。

私自身も特に気にすることもなく、

「まぁ、産まれつきじゃない?」

なんて適当な返答をしていました。

そんなある日、私は将来の進路を決める機会があり

歯科衛生士を目指す事にしました。

(色々考えての決断ですが、その話はまた別の機会に)

歯科衛生士専門学校のイベントに

友人と見学に行った時の話です。

そこでは学科長の先生に口腔内を診てもらえる

プチ歯科検診のコーナーがありました。

私は

「今まで虫歯になったこともないし、

『特に問題無いです』と言われてすぐ終わるだろう」

と考えていました。

ところが、私の口腔内を診た先生の顔色が変わりました。

「ひどい咬みあわせだね。ご飯食べづらくない?」

「昔矯正してなかった?」

「絶対またやり始めた方が良いと思うよ」

・・・・・・え?

予想に反して色々言われた為私は驚きました。

ひどい咬みあわせ?

しかもまた矯正しなくちゃいけないの?一回、やったのに?

しかし当時私は口腔内にあまり関心が無かった為、

特に歯科医院に行くこともなく、

なにもせず時は流れてしまいました。

・・・・・・・今考えると、これが後に起こる悲劇の始まりだったのです・・・・・・

(言い過ぎでもなんでもなく、本当にそう)

つづく

はじめまして!

こんにちは。

歯科衛生士の三輪です。

井口歯科で1年3ヶ月ほど前から歯列矯正をしています。

これからその様子をブログで紹介していきます!

始める前は奥歯で咬んでも、前歯が全く当たらない咬みあわせでした。

そんな口腔内が、これからどのように変化していくのでしょうか?

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