医院ブログ
矯正で変わるのは口の中だけではない!
皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
私が矯正を始めてから3年余りが経過しました。
最近色々な方から「顔が痩せたね」と言って頂けるようになりました。
残念ながら、体重はさほど変化していないので 笑
きっと矯正治療をして正しい位置に歯が移動したことにより顔貌も変化してきたのではないかと思います。
矯正を始める前です。唇が閉じづらく、ぽってりとしています。フェイスラインも
もたついています。
最近の姿です。唇の周りの緊張が取れ、スッキリしています。
並べてみるとこんな感じです。違いが分かります。
そして(当然ですが)アフターの方が3歳も年を取っているのに
たるんでいくのではなく引き締まっていることに驚きです….
井口歯科では「MFT」といって口腔周囲筋のトレーニングも矯正治療と合わせて
患者さんに受けて頂いております。
それをやることにより↑の写真のように見た目も変わりますし、なにより後戻り防止になります。
私も毎日やっておりますので一緒にがんばりましょう♪
装置装着っ!
元々、↑こんな咬みあわせでした…奥歯しか当たっていないのが分かるかと思います。
自分ではしっかり咬んでいるつもりですよ!!笑
歯が凄く前に出ているというわけでは無いのですが、上下の咬合に問題があり過ぎます。
こんな歯にいよいよ装置がセットされる日がやってきました!!
私は当初、裏側矯正を選択しようと思っていました。
しかし、専門学生の頃から表側に装置を付け、「自分も矯正しているよ~」って
患者さんに見てもらいながら
己の口腔内で説明するのが夢であった事を思い出しました。
今ならそれ、叶えられるじゃん!
と、気が付きました。
と、いう訳で デーモンクリアーという歯の色にそっくりな装置を付けて貰う事になりました。
ブラケットと呼ばれる小さい装置を、先生がひとつ一つ、位置を決めて歯に付けていきます。
白くて目立たない為、今では凄くお気に入りです。
装着してから数日は、唇の閉じ辛さ、歯が動く痛みがありました。しかしすぐに気にならなくなりました。
やはり、装置を付けて一番困った事は歯磨きですね~。
歯を磨く時間もかかりますし、外で食べた際に
即磨かないと恥ずかしいなぁ…ってずっと気にしていました。
(今でも思いますが)
私が使用しているケアグッズは、またの機会に紹介いたします♪
興味ある人居ないかもしれませんが。笑
お詫び
前々回「次回予告」とまで称してブログを更新したにも関わらず、
内容が変わってしまい、すみませんでした…笑
次回こそ、はじめての「装着」の様子を紹介致します!!
歯列矯正ってどんな器具を使って調整するの?
みなさんこんにちは!
今回は、井口歯科での矯正治療でどんな器具を使用して調整しているか、
ほんの一部ですがご紹介したいと思います!
当院では、治療に必要な材料や器具をそれぞれワゴンに分けて入れ、準備をしやすくしています。根の治療なら「エンド」ワゴン、矯正は「矯正」ワゴンにいれてあります!
↓です!!沢山の道具がありますね。
表側の矯正と裏側では使用する器具も異なります。
ワイヤーを切る用の道具と曲げる用の道具では先の形も全然違います。
そして
私は個人的に歯科の器具を見るのがとても好きです。(どうでも良い情報ですね)
先生の手にかかればまっすぐなワイヤーも華麗に曲げられて芸術作品に早変わり!
ワゴンの内部はこんな感じ!(物が沢山で見づらくてすみません…)
歯を引っ張る時に使用する、ゴムやブラケット(歯に付ける装置)をセットする時に使うトレーなどが入っております。↓こちらは、ワイヤーボックスです!沢山入ってますね~!
取り出してみると、こんな感じで入っています。
人により口の大きさは全然違いますので、
患者様に合わせてワイヤーをカットしてお口の中に入れています。
矯正が進むと、ワイヤーが太い物に変わって行きます。
ほんの少しでしたが、器具の紹介をさせて頂きました!!
また、機会を作ってブログにアップしますね~!
予告!
次回、いよいよ念願の装置装着!!
その時私が感じた事をご紹介致します★
果たしてすんなり受け入れることはできるのか??
歯磨きのモチベーションを上げるには?
みなさんこんにちは。お久しぶりです。
先日歯の裏側に「リンガルボタン」というプラスチックで出来ている
(金属で出来ているものもあります)
透明な装置を新しく右下の奥歯の裏側に2か所付けました。(7番目と6番目)
(※私の口腔内ではありません)
これにゴムを掛けて歯を引っ張る為に使用するのですが、
舌の側面に当たり、非常に苦戦しています。今は柔らかい物を食べたり、刺激物を控えたりして様子を見ています。
矯正治療は楽しい事ばかりでは無く、痛みや苦労も伴います。
しかしそれを乗り越えた時に楽しい事が沢山ありますし
(歯の寿命も伸ばせる可能性があります!)
人間としても成長出来るといっても過言ではないと思っています。
さて、今日は、綺麗な歯を保つためにはかなり重要なポイントである
「歯磨き」に対するモチベーションを上げるコツを私独自の考えでご紹介させて頂きます。
歯磨きは毎日のことなので面倒になり、ついつい億劫になり手を抜きたくなる事も多い事と思います。ましてや私なんて装置が表にも裏にも沢山付いておりますし、
上唇をめくった所に装置を埋め込んでありますので(後日ご紹介致します)
本来なら磨かなくても良い所も掃除する必要があり、
毎日が闘いです。
20分くらいは磨かないと絶対綺麗になりません。
そんなとき、どのようにしてモチベーションをあげるのか?!
私は、「目標をつくる」事にしています。
具体的に言うと、「こんな歯になりたい!」と思えるような人を見つけて目標にします。
誰でも良いです。身の回りの方でも良いですし、
芸能人でもOK。モデルさんなんかは歯がとっても綺麗ですよね!
中でも私が凄いなと思うのは女優の杏さんと
すみれさんです。とっても綺麗ですよね。笑った顔も美しい…
お二人とも装置を付けて歯列矯正をされていたそうです。
個人的には芸能人がよくやるセラミックの補綴物(かぶせ物)で短期的に歯列を治すより
断然!好感が持てます。(あくまで個人的な考えです)
そして、私が一番尊敬している
Sick²というバンドのボーカル、ジェネ★さんという方が居るのですが
非常にストイックな方で自分を高める為の努力を怠らない姿勢が本当に格好良く、私もその生きざまを参考にして生きているのですが
歯がとても綺麗です。日々のケアを欠かさず行い
物凄く歯を大切にされています。
このように目標にする人を見つけると、モチベーションがあがります!!
皆さんも是非やってみて下さい。
そしていつかは私も誰かの目標にしてもらえるように
日々のケアを頑張ります。笑
雑談
お久しぶりです。投稿の間隔が空いてしまい、申し訳ございません。
これからはもっと更新出来るように頑張ります。笑
そういえばこのBlog、
どのくらいの方が見て下さっているのか気になりました。
先日患者様からお声掛けして頂けたのが本当に嬉しかったです!!!
もっと胸を張ってBlogを宣伝出来るよう、努めます。
次回のBlogは「綺麗な歯を維持する為のモチベーションの上げ方」について
書きたいと思います。
雑談でした♪
いよいよ矯正のスタート
様々な資料を取り、それを先生に分析して貰った結果が出たので
診療終了後、院長からカウンセリング室にて話を聞きました。
先生によると
・私の場合1回小児矯正をしているので、普通に成人矯正を始めるよりも
難易度が高い。
小学生時代プレートを付ける床矯正をしていて、開咬(←奥歯は当たっているが
前歯が噛んでない状態)が生じてしまった。
・普通の人よりも時間がかかる。
・オペをして歯茎の中にプレートの器具を入れた方が良い。それを使用して引っ張り、開咬を治していく。ピンも打つ。
・開咬の為、余分に顎が長く見えている。面長が改善される可能性あり。
私は、歳を重ねるごとに面長になっていっているのは何故だろう?とずっと疑問に思っていましたが、しっかり咬んでなかったからなのだとよく分かりました。
元々見た目の変化を期待して矯正を受けようとしたわけでなく
完全に咀嚼(咬む)機能を求めて始めた事でしたので
顔貌が変わる可能性があるなんてラッキー!☆ と喜びました。笑
その1週間後からとうとう矯正治療がスタートです!!
まずは狭い歯列を拡大するための装置を付けて行きます。
また、先輩の太田さんに印象採得(装置を作る為の型取り)をしてもらいました。
↑こんな感じの装置を付けます!
器具が出来てくるまでは時間がかかります。
待っている間、歯と歯の隙間をつくるべく小さなゴムを
奥歯の間に入れて貰いました。歯が動く感じがします。
これから良い方向に向かい、物が噛めるようになる事を考えると、凄くワクワクしました。
資料取りとは??
歯列矯正をする為には、まず患者さんのお口の中が今どのような状態なのか
知る必要があります。
ねんどみたいなもので歯型を採り、その型に石膏を流し模型の作製や
レントゲン写真を撮影し
それを元に今の歯の位置をドクターが分析していきます。
診療終了後に、先輩衛生士の太田友美さんに協力してもらい資料取りを行ないました。
色々な事を行う為1時間ほどかかります。私も何人の患者様の資料を取らせて頂いた事がありますが、意外に大変です。
快く引き受けて下さった太田さんに本当に感謝です。
そして患者さん側の気持ちを知る事が出来たのも本当に良い勉強になりました。
実際にやってみなければ、分からないですもんね!
先生に資料をお渡しし、分析結果をわくわくドキドキしながら待ちます。。。
もうすでに「難症例」でとっても「治しにくい」と分かって居るこの歯は、果たして今どのような状態なのだろう?!
つづく
苦痛は続く
久しぶりの更新です。
前回からの続き
私は、どこで矯正を受けるか考えました。今自分の口の中は「難症例」
いわゆる治すのが難しいと言われる口腔内になってしまっています。
もしかしたら、誰でも治せる訳では、無いのかも・・・
果たして矯正を引き受けて貰った所で、本当に治るのかが不安でした。
「一生このままだったら、どうしよう・・・」
私は泣きそうでした。
日々食事がしづらくなっています。何を食べても顎が痛くなるし、
沢山咬んでも全く小さくならない。大きいまま飲み込むと苦しい。
何回かのどに詰まり、息が出来なくなった事もありました。
あれだけ大好きであった友人とのランチも、今では食べる所を見られるのが苦痛になり、
断るようになっていました。
私の祖母は全部義歯(全てを覆う入れ歯)を愛用しているのですが、
祖母より私の方が食事の時間が長く、食べられない食材も多かった為
「何で歯があるのに咬めないの?!どうしちゃったよ?」と
とても心配をかけてしまいました。
ある日、ダメ元で勤め先である井口歯科クリニックの院長、井口誠一先生に
矯正をしてもらえるかお願いをしてみました。
今現在、食事を取りづらく、悩んでいる事。
沢山のドクターに口の中を診てもらったが、「自分には出来ないねぇ。」
と断られてしまった事。
日々顎が痛み、食事の時間が苦痛である事。
先生に全てを打ち明けました。
先生はしばらく悩まれていました。
「う~ん…確かに、レントゲンや口腔内(口の中)を診ると、かなり治すのが難しそうだね…今までの患者さんで三輪さんのような人は居なかったよ」
やはり今回もダメなのか…
そう思っていた所、先生はこうおっしゃいました。
「長い道のりになると思うけど、僕で良ければ治してあげるよ。」
日々落ち込みながら過ごしていた私に、一筋の光が差しました。
院長先生に矯正をしてもらえる事になりました。